3.2. デバッグを完了させる

2. ロットチェックとは」ページにあるように、ロットチェックはデバッグではありません。

実機互換性やガイドライン準拠に問題がなくても、アプリケーションのバグが発見された場合、その内容によってはロットチェックが不合格になることがあります。この場合、再度ロットチェックを受ける必要があります。

最小限の時間でロットチェックに合格できるように、十分なデバッグをしてから提出してください。

参考:

リリースの初回提出時に限り、不具合が見つかってもガイドライン検査ではすべての項目を確認します。

なお初回提出時であっても、不具合があまりにも多くガイドライン検査の継続が困難だと判断し検査中止とする場合があります。

同じプロダクトの2回目以降のロットチェックに関して

※この項目は、「4. ロットチェック中に開発者が対応すること」で説明する、ロットチェックの流れを踏まえています。

2回目以降のロットチェックに提出する場合、前回までのロットチェックで報告された不具合を修正したうえで提出してください。

ロットチェック不合格後、ROM修正後の再提出

  • [ロットチェック不具合]にて報告された不具合のうち、スレッドのステータスを[ROMを修正予定]とした不具合を修正する。
    不具合の修正後、動作確認をして修正されていることを確認してください。
  • ロットチェックから報告された不具合が、ほかの部分に悪い影響を及ぼしていないかの確認・修正をする。
    指摘箇所を修正しただけでは、関連した不具合が発見されずに残っているおそれがあります。

パッチの提出

  • 前回のリリースバージョンにて、[暫定的な不問依頼承認済み]を受けた不具合を修正する。
    [暫定的な不問依頼承認]は、承認を受けたリリースバージョンに限り有効です。

よくある不備の事例

10. よくある不備や不具合の事例」の「デバッグ」を参照してください。