マスターROM提出までに設定をしておく必要がある関連システムやネットワークの設定を以下に列挙します。
アプリケーションが以下の適用条件に該当するものは、漏れなく対応してください。
「OMAS2マニュアル」の「ネットワーク機能を管理する > ネットワーク機能の一覧」に掲載されている機能が実装されている
アプリケーションがネットワーク機能を利用する場合は、各機能ごとのOMAS申請および承認が必要です。
OMAS申請により、サーバーの設置や設定が行われ、タイトルで利用するネットワーク機能の開発ができるようになります。
適用条件にあてはまるOMAS申請が必要なアプリケーションは、 OMAS申請のフェーズが ”開発中/ロットチェック受付” まで進んでいないとロットチェックへの提出ができません。 NDPでロットチェック[申請]ボタンをクリックする前に、OMAS申請をしているかどうかを必ず確認してください。OMAS申請が進んでいないままロットチェック[申請]ボタンをクリックすると、NDPでエラーが発生します。(参照: 9. FAQ、NDPのエラー)
「10. よくある不備や不具合の事例」の「OMAS申請」を参照してください。
BCATの機能を利用している
ロットチェックではBCATの機能に対する検査を実施しています。
その際、ロットチェック用の環境(sd1 および sp1)のデータを使用するため、マスターROM提出前にデータが登録されている必要があります。
独自サーバーとは、アプリケーションが接続するサーバーのうち、任天堂が提供するサーバー以外の、開発者が独自で構築・運営するサーバーのことを指します。
開発者が用意した独自サーバーによるサービスに対応している
ロットチェックでは、独自サーバーを利用した機能の確認を実施しています。
「10. よくある不備や不具合の事例」の「独自サーバー」を参照してください。
ロットチェック申請後にやむを得ず独自サーバーのメンテナンスが予定されている場合は、[メッセージ]タブからロットチェック部門へ連絡してください。メンテナンスを避けて検査をします。
期間型・消費型サービスアイテムに対応している
NCMSのdd1用タイトルに設定された期間型および消費型サービスアイテムの販売情報を、ロットチェック用の環境に取り込んで確認を行います。
NDPにてプロダクトを作成すると、NCMSでの設定が可能になります。